犬や猫もドライアイになるの?|東京ウエスト動物病院|東京都小平市学園東町の動物病院

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犬や猫もドライアイになるの?

  • 2024年3月29日

ドライアイと聞くと、人がスマホやパソコンを長時間使用した時などに目の渇きや疲れを感じる病気と思われる方が多いかと思います。しかし、犬や猫も人間と同じようにドライアイになることがあります。ドライアイは、涙の量が減少したり、涙の質が悪くなることで、眼の表面が乾燥し、さまざまな問題を引き起こす状態です。重度になると視覚障害をもたらすこともあります。

症状: 目やにが多くなる、目が充血する、目が乾燥している感じがする、光をまぶしそうにする、目をこすっているなどの症状が見られます。犬の場合、チワワやシーズー、パグなど目が大きい子に多くみられます。また、ドライアイなみだやけ につながることが多いです。

ドライアイの診断と治療
・診断方法: 問診や視診、スリットランプ検査、涙液量を測定するシルマー試験、角膜染色などの眼科検査を行います。ドライアイがある子の角膜は染色すると下の画像のように角膜表面全体が表在性に染まります(角膜上皮障害が起こっていることがわかります)。

・治療: 治療は症状の重さに応じて異なりますが、涙の量を増やす薬の投与や、涙の蒸発を防ぐための治療が行われます。

普段の生活の中で出来るケアとしては、適度な湿度を維持したり、エアコン、クーラー、扇風機の風が直接当たらないようにする、などがあります。重要なのは、犬は自分の不快感を言葉で伝えることができないため、飼い主様がペットの小さな異変に気づいてあげる必要があるという点です。

定期的な目のチェックで早期発見してあげましょう! K


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