予防・ワクチン｜東京都小平市学園東町の動物病院 - 東京ウエスト動物病院

フィラリア症予防

フィラリア症は、蚊が吸血する際に体内に進入し心臓や肺動脈など血管内に寄生する病気です。近年では猫にも感染することがわかっており、犬に感染した場合と比べて重篤な症状を引き起こし、突然死の原因になることもあります。
毎月の飲み薬や付ける薬、年1回の注射の薬などで予防することが可能です。当院では4月から12月までの予防を推奨し、フィラリア、腸内の線虫類、ノミ・ダニなど1剤で予防・駆除できるタイプを使用しています。

ノミ・ダニ予防

ノミ・ダニは、動物の血液を栄養源として生活しています。主に草むらに潜んでおり、犬や猫が通りかかるとくっついてしまいます。特にマダニは「重症熱性血小板減少症」という人で非常に重篤な症状を起こす病気を媒介します。
ノミ・ダニは室内であれば年中繁殖することが可能なため、予防は年間通してお勧めしています。予防には月1回の駆除薬投与が効果的です。当院では、ノミ・ダニのほかフィラリアの予防もできるタイプをお勧めしています。

狂犬病ワクチン（日本では年に1回の接種は法律で義務付けられています）

狂犬病ウイルスはさまざまな動物に感染し、発症すると有効な治療法がなく致死率100％の恐ろしい病気です。狂犬病は現在、日本国内にはない病気とされています。しかし、海外から入ってくる動物にウイルスが感染している可能性はあります。このような危険性から人と動物の健康を守るためにも毎年必ず予防接種を受けさせてあげるようにして下さい。ペットの健康状態や飼主様のライフスタイルに合わせて年間を通していつでも接種することはできます。

混合ワクチン

混合ワクチンには日本国内で流行している病気が多く含まれています。ワクチンを接種することで予防できる病気が多いため、当院では年1回のワクチン接種をお勧めしています。
特に野山や河川などにレジャーで出かけることが多い犬は人にも感染する病気にかかってしまう可能性があります。