おうちで、飼主様しかできないウェルネスケア
生活環境で気をつける内容、日常生活の中でできることをご提案致します。
- 歯磨き
- 遊び方
- 散歩
- リハビリ
- 服 など
ウェルネスケア
WELLNESS CARE
より良く生きようとする生活態度のことです。
1961年にアメリカのハルバート・ダン博士が「輝くように生き生きしている状態」と提唱したのが最初の定義です。
生活環境で気をつける内容、日常生活の中でできることをご提案致します。
犬のアレルギー性、アトピー性皮膚炎の場合は、飲み薬や注射による有効な対処方法があります。
飼主様のご要望から、通常のシャンプーが難しい(目の病気や心不全がある)子を対象にスタートしましたが、現在では、皮膚病へのサポート治療のほか、通常の入院の子のシャンプー用、スキンケア用としても定着しております。
日頃から、シャンプー&スキンケアとして利用いただいている方も多くいらっしゃいます。
詳細はスタッフまでお問い合わせ下さい。
必要な検査項目や内容は、あらかじめご相談して決定致します。健康チェックや急な病気での総合指針に役立ちます!!
年に一度のチェックをやってみませんか!?
得られた所見やデータをとりまとめて、診断し、報告書を作成致します。必要に応じて、治療方針を立てます。
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お話を伺い、体重、体温、視診、聴診、打診などを行い、体脂肪率(犬)、血圧その他の検査など必要な項目のチェックを行います。
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姿勢、脊髄の反射、脳神経、知覚などの反応をチェックします。
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目の表面(角膜)から目の奥(眼底)までトータルに評価します。必要に応じて、涙の量、傷の有無、眼圧異常、白内障、緑内障、網膜変性などの有無のほか、視力の低下や失明の有無を検査します。
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犬の体脂肪率の測定を行います。 品種や性別も考慮に入れながら肥満度・削痩度を数値(%)でわかりやすく見える化します。 体脂肪率での具体的な数値目標を設定し、肥満度、削痩度の改善をサポートします。体重、ボディコンディションスコアも参考にします。
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乳歯の残り具合、歯石の付き具合や歯肉炎の評価、粘膜や色の変化などを評価します。
6
耳の中の分泌物について顕微鏡検査を行い、原因を探ります。
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皮膚の分泌物などについて顕微鏡検査を行い、原因を探ります。 必要に応じて、培養・感受性検査を行うこともあります。
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性状、スティック(試験紙)検査、尿比重、尿沈渣のチェックを行い、泌尿器系の異常を検査します。 尿をご持参いただきます。容器は病院で準備致します。 ご自宅で採尿できない場合は病院で行います。
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寄生虫や原虫などの有無を検査します。小指の頭ほどの新しい便をご持参いただきます。
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採血して CBC(血球計算)、生化学、電解質、血液塗抹(ストリッヒ)について検査します。必要に応じてその他様々な検査が準備されています。 体をトータルに評価できます。
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高血圧症、低血圧症の有無を検査します。高血圧症は、目、脳、心、腎に悪影響を及ぼします。
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胸部、腹部、胸椎、腰椎などのレントゲン撮影を行います。 必要であれば、四肢や頚椎、頭部なども撮影します。 ※造影剤等を用いた検査は含まれません。
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目、心、肝、胆のう、副腎、腎、脾、膀胱、関節、血管、筋肉などを中心に検査します。
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心臓のリズム異常、心不全のステージなどを中心に検査します。
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採血して猫の白血病、エイズ、伝染性腹膜炎などを中心に検査します。
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採血した犬の血液を用いて、90種以上のアレルゲン(食べ物、ハウスダスト、ノミ、ダニ、カビ、植物、草、樹木、室内の環境など)についてチェックします。
気になる症状に合わせて、検査項目をチョイスすることもできます。ご相談下さい。
我が家の愛犬が太りすぎではないかと心配されている方は意外と多いです。
実は、『肥満』とは太って見えることではなく、体全体にしめる脂肪の割合(体脂肪率)が高いことです。
先ずは、肥満かどうかをチェックすることが大切です。
当院では、外来で簡単に体脂肪率を測定することができます。
また、愛犬の肥満に対して、肥満対策プログラムを提供致します。
痩削ケアについては、フードの質・量・回数の見直し、下痢、嘔吐、何らかの疾患の有無を再確認していきます。
ダイエット、各種疾患に併せたフードの選び方、高齢で食べなくなった子(小食など)へのフードの選び方、与え方、生活内容など、さまざまな内容についてご相談に乗り、臨床栄養指導認定看護師が適切な食事アドバイスを提供して参ります。
当院では、以前から病気のペットが持つ『痛み』を軽減させるという点に強く注目しています。痛みがあると、ペットも怒りやすかったり、攻撃的になることがあり、処置をスムーズに行えないこともあります。
激しい痛みを和らげる、呼吸の苦しみを和らげる、治療による副作用を和らげる、激しい痒みを和らげる、などがあり、飼主様やご家族の不安を和らげるためのカウンセリングもこれに含まれます。
従来は、終末治療の中での位置付けでしたが、当院では "早期から適切に" をモットーに、日常の診療の中に早くから取り入れております。
病気による痛みや不快感などを軽くしたり、取り除くケアのことを『緩和ケア Palliative Care(パリエイティブケア)』と呼び、最近、注目されています。
方法としては、レーザー照射療法(図1)、抗炎症療法、鎮痛剤、麻薬(モルヒネなど)の使用(注射、のみ薬、貼り薬、座薬)があります。激しい痛みには、椎間板の痛み、術後の痛み、癌や腫瘍の痛みのほか、歯の痛み(虫歯、歯肉炎など)、目の痛み(角膜潰瘍、白内障、ブドウ膜炎、緑内障など)、骨折、広範囲の火傷、尿道結石などの痛みがあります。
呼吸の苦しみには、肺の腫瘍、肺炎、貧血など、皮膚の激しい痒みには、外部寄生虫や寄生体による皮膚炎などがあります。
痛み、苦しみ、痒みなどの症状を和らげることは、このようなストレスからの解放を意味し、ペット達はとても楽になり、治療効果が上がるだけでなく、QOL(クオリティオブライフ)を高める上でも大変効果的です。
当院では、従来から低出力半導体レーザーを痛み軽減の
目的としてペインクリニックの1分野として使用しています。
認知症の症状は、その子その子によって様々で、すべてが一気に現れるのではなく、年齢や時期によって個々の症状が1つ、2つとゆっくり現れることが多く、それゆえ、飼主様にとっては気づきにくいところがあるとされています。
認知症の症状は、平均すると11歳頃(早くて7〜8歳頃)から現れるといわれ、犬種では柴犬や日本犬系の雑種がなりやすい傾向があります。洋犬でもみられます。
よいサプリメントがあります。これによって症状の改善や進行の抑制が期待できます。
多くの場合は、飲んだその夜から夜泣きが和らいだり、止まったりと喜びの声をお聞きします。症状がすぐに改善しない場合も、長期的にサプリメントを続けていただくことで効果が期待できる場合もあります。
部屋のスミに当たり動けずにいるような場合には、エンドレスケージ(円形のやや広めのケージ)を利用することで、犬はぐるぐると回り歩き疲れて、夜鳴きなどが減ります。
また、飼育環境の改善(十分な空間と安全な足場の確保)や十分な栄養と規則正しい生活(トレーニングや遊びを含む)、また、できるだけ声を多くかけるといったことも症状の改善には大切です。
高齢や病気でだんだんと最期の時を意識し始めますが、心の準備ができていないと突然の事態の時に対応できません。大変な事態になってパニック状態の時は獣医師からの説明も頭に入ってきません。
病気の急変時にICUルームの利用や救急処置(エマージェンシー Emergency)を施すことがあります。飼主様への連絡は早急に行います。必要な救急処置は実施しますが、それでもやむなく回復を見込めない場合や亡くなってしまう(心停止)場合もあります。また一方では、病態によっては、このような救急処置を行わないということをあらかじめお伝えしておく場合もあります。
まだ、ペットがしっかりしている時からその子の病気のことや、万が一の時の様子や対処法を少しずつ、繰り返しお伝えするようにします。そうして日頃からイメージをしておくこと、最期の時は必ず来るので、その時に飼主の皆様が「こうすれば良かった、あれをしてあげてたら・・・」と後悔の気持ちを少しでも持たないようにすることが、当院の考える看取りケアのひとつです。
そして、その子の最期の時まで飼主様の気持ちに寄り添い、治療やケアのサポートを行います。
ペットが元気な時からグリーフケアは始まっています。必ず迎える最期の時に一緒に過ごせて幸せだったと言えるような毎日をサポートしたいと思っています。
体の清拭、清めの処置を行い、天然孔への綿花詰め、まぶたを閉じる処置、ご遺体のお返し、供養に当たっての資料のご案内を致します。
新しい生活様式での熱中症予防対策が必要です。人と同じく、ペットも体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで発症することはあります。十分な対策を行いましょう。
飼主様のご要望から生まれた目にキズがある、心不全がある子のマイクロバブルバスです。今ではスキンケアの1つとしても多くのペットたちにご利用いただいております。
ご要望に応じて、全身カット、部分カット 行っております(美容目的でのトリミングは行っておりません)。