【猫の目やにが治らない原因】実は両目下まぶたの内反症でした|手術症例|東京ウエスト動物病院|東京都小平市学園東町の動物病院

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【猫の目やにが治らない原因】実は両目下まぶたの内反症でした|手術症例

4年間続いた目やにと涙の改善例 【東京都・小平市 東京ウエスト動物病院】

「猫ちゃんの目やにがずっと治らない」
「いつも涙で目の周りが濡れ涙が止まらない」
「目をしょぼしょぼと細めて痛そうにしている」
「逆さまつげがあるかも?」
そんな症状の原因の一つに
『眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)』
があります。

これは、
まぶたが内側に巻き込まれ、
毛が目に当たり続けてしまう病気です。

✔ 放置すると、

  • 慢性結膜炎
  • 角膜炎
  • 角膜潰瘍
  • 角膜混濁
  • 視力低下

などにつながる可能性があります。
涙や目やにが出るだけの病気ではありません。

目が痛くていつもイライラしていると思いますし、
痛いのでさらに目をつぶります。
するとさらに内反が強くなり悪循環となります。

ですから手術によって内反を矯正してあげることが必要です。

今回は4年以上苦しんでいた猫ちゃんの症例をご紹介します。
紹介するのは、アメショxラグドールのミックスの猫、5歳、去勢♂、5.48kg の子です。

上の写真は初診時所見です。
両目の白矢印のところに強い内反症が見られています。
両目の下側はいつも湿って、メヤニで汚れています。

生後3ヵ月の時点で飼育スタート、1歳になる前から右目が先行してメヤニなどの症状が始まり、すぐに両目とも同じ症状になっていったとのことでした。
下の写真は若い頃の写真ですが、両目ともパッチリと開いて内反症の兆候は見られていません。

子猫の頃は正常だったのに、後天的に重度の両側下眼瞼内反症になった猫という珍しいケースです。

初診
発症から4年後に当院に来院されました。

診断
両目の内反症(下眼瞼)。これほどの強い内反症になっていった原因はわかりませんでした。重度な結膜炎などが起こったのではないかと想像されますが、明確な要因、原因はわかりません。下の写真は初診時の所見で、両目ともつぶり気味、痛そう、角膜炎、角膜の混濁・白濁、大量のメヤニ・なみだ、瞬膜、下瞼の強い内反は見られています。

治療
手術を選択されるようにお勧めはしていましたが、点眼薬による治療を優先されました。一定程度の効果は感じられましたが、痛み感は取れず、横ばいの状態でした。初診から6ヶ月後の時点で手術希望の要請が出て、その2ヶ月後に手術を行う予定を組みました。

手術
手術に当たっては、あらかじめ前検査を行い全身状態の確認を行っています。血液検査、血液凝固検査、心電図検査、血圧検査、レントゲン検査、ウイルス検査を実施しています。

手術は、以下の3ヵ所について実施しています。
1.瞼結膜内の緊張組織の離断
2.外眼角部と頬骨骨膜の引っ張り
3.下瞼皮膚部の切除と途中縫合

上の写真は、手術終了時の所見です。

当院では、Hotz-Celsus法だけではなく、

  • 結膜側処理
  • 外眼角処理
  • 骨膜固定
  • 皮膚切除
    と複数のアプローチを施し、難症例に対応することができています。

 

術後の経過
術後は、点眼療法、全身療法、エリザベスカラーの装着を行っています。下の写真は、術後31日目の所見です。
目は大きく開き、痛み感は全くなく、瞬膜、メヤニ、なみだなども消えています。とても良い経過が得られています。
長い間の悩みから解放されました。

下の写真は、さらに手術から18ヶ月後の顔つきです。内反症はきれいに矯正され、痛み、ショボツキなどの問題は全くない生活を送ることができています。

飼主様からも「もっと早く手術を受けていれば良かったです」とありがたいコメントを頂いています。

✔ こんな症状はありませんか?
□ 目やにが多い
□ 涙が多い
□ 目を細めている
□ いつも目の周りが濡れている
□ 逆さまつげと言われた

当院では
専門的な眼科診療および眼科手術に対応しています。
気になる症状がありましたらご相談ください。

※ 猫の目やにが治らない原因シリーズ

下は、犬での内反症手術の事例です。
内反症リンク設定:柴犬コロくんの強烈な内反症(Entropion) 2011年08月12日 

 

Web問診はこちら – 東京ウエスト動物病院
TEL:042-349-7661   FAX: 042-349-7662
内反症手術に強い東京ウエスト動物病院 あきらめない眼科

 

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