体を守る体表リンパ｜東京ウエスト動物病院｜東京都小平市学園東町の動物病院

リンパ節とは、体の中にあるリンパ液を流す、リンパ管が集まっているところです。人間と同じくわんちゃんやねこちゃんにもリンパ節があります。

体表の代表的なリンパ節は①下顎リンパ節、②浅頸リンパ節、③腋窩リンパ節、④鼠経リンパ節、⑤膝下リンパ節の５ヵ所にあります。リンパ節は豆粒のような形をしていて、①下顎リンパ節と⑤膝下リンパ節以外は異常がなければ（健康時は）触っても分かりにくいとされています。しかし、リンパ腫や悪性腫瘍などが原因で大きくなると、触っても分かるくらいにグリグリ感が出てくることがあります。これらの部位を良く覚えておくと早期発見につながって、治療の幅も広がる可能性があります。早期発見のカギは、日常生活の中にあり、撫でたり、スキンシップをとりながら、大きくなっていないか、いつもと違うところがないかを確認してあげましょう。ちょっとした変化に気付くことが出来るのは毎日一緒に過ごしている飼い主様です！

飼っている子の様子を良く観察し、小さな異変に気付いてあげられるようにしましょう。

また、定期的に健康診断を受けていただくことで、目に見えない体の中の異常を見つけることも出来ます。

通年で行っている当院の健康診断をご利用いただき、皆様の大切な家族であるわんちゃんやねこちゃんの健康寿命を延ばすお手伝いが出来れば幸いです。K

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