スタッフこらむ
STAFF COLUMN
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飼い主の皆様、「うちの子、最近お口のにおいが気になる… 」と感じることはありませんか??
その原因は歯石かもしれません。
歯石は歯の表面に付着した歯垢(プラーク)が石のように硬くなったものです。歯石は食後数時間で形成され、唾液中のミネラルなどが歯垢に作用して数日から1週間ほどで歯石になります。
歯石が付く原因
・歯磨き不足…歯磨きをしないと歯垢がどんどん硬くなって歯石になります。
・やわらかいフード…やわらかいフードばかり与えていると歯に汚れが付きやすく、歯垢が溜まりやすくなります。
・唾液の性質…犬や猫の唾液はアルカリ性で人間よりも歯石が付きやすい性質を持っています。
・口の中のトラブル…歯並びの悪さや、乳歯遺残 など
歯石がもたらす影響
・口臭が強くなる
・歯周病の原因になる
・歯がグラグラして抜ける
・歯周病菌が体内に入り、心臓・腎臓などの臓器に影響を与えることも
また、歯石が溜まると、歯茎が炎症を起こして、歯の根元(歯根)に膿が溜まり、膿が行き場を無くして骨を溶かして顔の皮膚(目の下あたり、下の図の赤い所)を破り、穴が開き、膿が出てくることもあります。
歯石や歯肉炎の悪影響から目の下あたりの皮膚に炎症や穴があくことがあります。
一度付いてしっまた歯石をご家庭で取るのは困難!?
今付いている歯石を歯磨きで取ることは出来ません。全身麻酔下でのスケーリング(歯石除去)が必要になってきます。
当院のスケーリング処置(デンタルケア2)では歯石を取る以外にも、PIDIを使用した大気圧プラズマ療法も行っております。
PIDIとは活性種を含む気体を患部に吹き付けるだけで、ワンちゃんの歯肉炎軽減、口臭低減などの効果をもたらす医療用器材です。
詳しくはこちらのページへ…
ペットの歯肉炎に対する大気圧プラズマ療法について徹底解説! | 東京ウエスト動物病院
スケーリング処置には全身麻酔が必要になってきます。身体への負担を無くすためにも日頃から歯垢がつかないよう歯磨きをしたり、定期的なチェックなどのケアをすることが重要です!
全身麻酔にご不安がある方や、麻酔がかけられない子には無麻酔で行うデンタルケア1(流水・消毒・プラズマ処置など)もございますので興味のある方はスッタフまでお尋ね下さい! K
やさしく、あたたかい、確かなペット医療を!!
Web問診はこちら – 東京ウエスト動物病院 TEL:042-349-7661 FAX:042-349-7661
歯の予防ケア 大気圧プラズマ療法 に強い東京ウエスト動物病院