愛するペットが亡くなった時、どう対処すればいいのでしょうか?|東京ウエスト動物病院|東京都小平市学園東町の動物病院

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愛するペットが亡くなった時、どう対処すればいいのでしょうか?

ペットの死に寄り添い、迎え入れ、乗り越える

A photograph I took of the family dog when I was in grade school.

深い悲しみと悲嘆に襲われることがあります。泣き叫ぶ方もいらっしゃるくらいです。

ペットの死を受け入れるプロセスは人により異なると思いますが、共通している部分もあります。
その部分を理解し悲しみを受け入れる準備、対処をしておくことは必要なことで、それらが整うことで、自分だけでなく、同じような喪失感を抱く境遇にいる人たちに助けの言葉をかけたり、手を差し伸べることもできます。

第一歩は、訪れる悲しみに対して、涙ぐむ、声を出して泣く、落ち込むなど身体的に表すことです。こうすることで、愛するペットの死を積極的に悼むことができます。この積極的な哀悼は、ペットの死を受け入れるに当たり大事な第一歩です。自分の悲しいと思う感情を発散することは必要なことと言われています。

留意しておくべき事柄
1.死の現実を認める  – 人によって違いますが、喪失の現実を完全に受け入れるには数週間から数か月かかるとされています。愛するペットのいない生活に慣れる間は、自分自身にゆとりを持って、悲しいときは悲しむ、そういった自分をそのまま受け入れ、自分に優しい対応をとって下さい。

2.時間が必要 – ペットとの関係を築くのに時間がかかったのと同じように、ペットがいなくなったことに慣れるのにも時間がかかります。

3.心の痛みと向き合う – ペットの死後、大変な感情の沈みを経験しますが、この悲しみの感情を押しのけたり、無視したりするのではなく、時間をかけて感情と向き合うことが大切で、悲しいときは悼み、涙し、沈んだときは思い出を想い返す、自然に任せて過ごすことが大切です。

4.思い出を通して関係を続ける — 個人の思い出は、ペットがその人自身の中で生き続けることです。楽しい思い出も、悲しい思い出も、受け入れることは、小さなステップで進む非常にゆっくりとした、時には痛みを伴うプロセスです。例えば、ゆっくり時間を取って過去の写真を見たり、ペットへの賛辞を書いたり、一緒に過ごした時間を思い出したり、ペットに手紙を書いて気持ちをはき出したりするのもいいです。家族になってくれた日、誕生日などには花束をプレゼントするのもいいでしょう。親友やご近所の仲のいい方々とペットの思い出話にひたるのもいいです。

5.君と知り合えてよかった – ペットを飼った動機、意味、目的などについて再度確認の時間を持ってみる。答えを求めなくていいので、良かったのかな~、良かったよ~と尋ねてみる。

6.ほかの人からのサポートを受け入れる — 悲しみを「乗り越える」ことは難しいことなので、ほかの人の優しさやサポートが必要です。ペットの死を経験した方々と話したり、一緒に過ごしたりすることは、これに叶います。

ペットを失う喪失の体験は人それぞれで異なり、その人その人での違った課題が生じるとされています。

7.不在の存在 — ペットの死後、家の中に広がる寂しさ感は耐え難い状況かもしれません。ペットはあなたの生活や家の中で物理的な実空間を占めていたのですが、いなくなると、その存在は意識下での感覚となり、その「不在の存在」が現実のものとなってきます。このことに気付くことは大切なことで、感情のコントロールに備えることに役立ちます。

8.ペットとの特別な絆 — ペットとの絆は特別でユニークなものです。「ただの猫」や「ただの犬」なんだからそんなに悲しむ必要はないよ、善意ぶって悲しむほどのことじゃないよ、と声をかけてくる人もいるかもしれません。でも、あなたの悲しみやショックは普通のことであり、特別でユニークな友人(ペット)を失ったこの悲しみは極自然なことです。そのまま受け入れるでいいとされています。Hkn

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