SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について|東京ウエスト動物病院|東京都小平市学園東町の動物病院

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SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について

  • 2025年9月11日

先日まで当院待合室に掲示していました記事、今年(2025年)の5月に三重県で勤務されている獣医師の方がSFTSに感染している猫の治療を行った後に本症の感染により死亡したという内容からの紹介です。

まず、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)とは、
SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染する人獣共通感染症です。
感染動物の血液、唾液、排泄物、涙などの体液から感染します。

症状
・ ねこちゃん:元気、食欲の消失、高熱、黄疸、嘔吐など
・ わんちゃん:元気、食欲の消失、高熱、消化器症状など
・ ひと:38℃以上発熱、倦怠感、食欲不振など
(致死率 ねこちゃん:62.3% わんちゃん:47% 人間:30%)

わんちゃんは、ねこちゃんに比べて抗体を保有しているため感染しても回復する場合が多いです。人間もまた、早期に適切な医療機関に受診することで回復できます。
上記の内容からも怖い病気であることがおわかりいただけるかと思います。

感染を防ぐためにも、日頃からのノミ・ダニ予防が大切になってきます。お散歩に行かないから、家から出ないから予防しないのではなく、ご家族の感染を防ぐためにも予防を行っていただければと思います。3月からまとめ割がスタートしますので気になる方は、お知らせのハガキまたは待合の掲示物をご確認していただけたらと思います。S

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