スタッフこらむ
STAFF COLUMN
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春になると、くしゃみや目のかゆみでつらい思いをする方も多いですよね。実はその症状、わんちゃんやねこちゃんにも起こることをご存知ですか?
最近では、動物のアレルギーも増えており、その中でも「花粉」が原因のケースは世界的にも注目されています。
❀花粉症ってどんな病気?
花粉症は、花粉に対して体の免疫が過剰に反応してしまう「アレルギー」の一種です。
人では
・くしゃみ
・鼻水
・目のかゆみ
がよく知られていますが、犬や猫では少し違った形で出るのが特徴です。
犬と猫でこんなに違う!主な症状
犬の場合(皮膚に出やすい)
・体をかゆがる
・足先をなめ続ける
・お腹やわきの赤み
・脱毛や湿疹
実はこれ、「アトピー性皮膚炎」の一部として出ることも多いんです。
猫の場合(呼吸器や皮膚に出やすい)
・くしゃみ、鼻水
・咳(まるで喘息のような症状)
・目やに、充血
・顔や体をこする
猫は「喘息様症状」として出ることもあり、見逃されやすいです。
飼い主様に気づいていただきたいサイン
こんな様子があれば要注意です。
✔ 季節になると毎年悪化する
✔ 雨の翌日や風の強い日にひどくなる
✔ 外に出たあと症状が強くなる
これらは「花粉アレルギー」を疑うヒントになります
世界でわかってきた最新ポイント
最近の研究では、次のことが分かってきています。
1.皮膚バリアの低下が大きく関係
皮膚が弱くなることで、花粉が体内に入りやすくなります。つまり、「体質+環境」が合わさって発症します。
2.腸内環境(腸内フローラ)が重要
腸は免疫の中で重要な役割を担っています。腸内環境が乱れるとアレルギーが起きやすくなることが知られています。
3.治すより「コントロールする病気」です。
人と同じように、
・うまく付き合う
・症状を軽くする
ことが治療の目的になります。
4.今日からできる予防と対策
花粉を「つけない・持ち込まない」
・お散歩は花粉の多い時間帯を避ける
・草むらを避ける
・帰宅後は体を拭く
・洋服で皮膚を守る
これだけでかなり違います!
花粉を「落とす」
・ブラッシング

低刺激シャンプー
・皮膚に残さないようによく洗い流すことが大切です
体の中から整える
・乳酸菌(プロバイオティクス)
・オリゴ糖(プレバイオティクス)
腸内環境を整えることでアレルギーを起こしにくい体に近づけます。

病院での治療
症状に応じて、以下を組み合わせます。
・かゆみを抑える飲み薬(アポキルなど)
・注射(サイトポイント)
・ステロイド
・点眼、点鼻
・外用薬
「その子に合った治療」を見つけ出し、選ぶことが最も重要です。

とても大切なこと
実は… 花粉症に見えて「別の病気」のこともあります。
・感染症
・ホルモン疾患
・腫瘍
などが隠れていることもあります。
看護師からひとこと
「最近よくかゆがるな…」
「くしゃみが増えたかも?」
そんな小さな変化が、とても大切なサインです。犬、猫は言葉では伝えられません。だからこそ、私たちが気づいてあげることが何より大切です。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。K

やさしく、あたたかい、確かなペット医療を!!
Web問診はこちら – 東京ウエスト動物病院 TEL:042-349-7661 FAX: 042-349-7662
花粉症、アレルギーに強い東京ウエスト動物病院