わかることシリーズ3(フルオレセイン染色検査)|東京ウエスト動物病院|東京都小平市学園東町の動物病院

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わかることシリーズ3(フルオレセイン染色検査)

  • 2025年3月28日

かることシリーズ第3弾は、「フルオレセイン染色」について紹介します。
簡単に一言でいうと、眼(角膜)に傷がないかどうかを調べる検査になります。

では実際どのようにして検査を行うのか、説明します。

フルオレセイン染色検査
①局所麻酔の点眼をします。

下の写真のような試験紙を用いて検査をしていきます。

②試験紙を眼の上まぶたの内側と白目の間に差し込み色素を目全体に行き渡らせます。

③何度か瞬きをさせて全体に行き届いたら生食や目の清拭用の点眼液で色素を洗い流します。

④眼用顕微鏡を用いて観察します。
ドライアイがある子は薄くてざらざらした感じの染まり方(上の写真)をし、角膜にかなりダメージがある子だと濃くはっきりと色素が染まります(下の写真)。

基本的には目薬で治療を開始していきますが、場合によっては飲み薬で対応することもあります。

傷の程度にもよりますが、痛みから、本人が傷を気にして掻いたりこすったりしてしまうことがあります。その場合は、悪化を防ぐためにエリザベスカラーを装着し、手が目にかからないように注意する必要があります。

早期発見がとても重要です。傷を放っておくとだんだんと悪化していき、角膜が破れたり最悪失明してしまう恐れもあります。
涙が多い、眼を瞑っている、ショボショボしている、など異常が見られた際にはすぐに病院を受診するようにしましょう。SK

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