冬の体調不良の原因|東京ウエスト動物病院|東京都小平市学園東町の動物病院

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冬の体調不良の原因

  • 2025年1月6日

年、あけましておめでとうございます。
毎日寒い日々ですが、体調はお変わりございませんか。
寒い時期はペットたちも体調を崩しやすいのでとくに注意する必要があります。
今年一発目は、犬、猫の冬に多い病気について紹介していきたいと思います。

〇尿路疾患
猫によくみられる尿路疾患ですが、冬の寒い時期になると、水を飲む頻度が圧倒的に減り尿が濃くなります。それにより結晶ができやすくなってしまいます。また、寒くてトイレに行くのを我慢する傾向があり、膀胱に溜まる時間が長くなるため結晶が作られやすくなります。排尿の姿勢をしているのに尿が出ていなかったり、トイレを行ったり来たりしている行動が見られたら要注意です。結石が詰まっている可能性があるのですぐに動物病院を受診しましょう。
予防としてできることは、水分をなるべく与えることです。ドライフードをふやかしてあげたりウェットフードにかえたりして水分量をアップさせましょう。

〇胃腸炎
気候の変化による体調不良やストレス、細菌・ウイルス・寄生虫の感染などが原因でおこります。食欲がない、嘔吐、下痢、じっとして動かない、などの症状があります。
完全な予防は難しいですが、胃腸が弱い子には胃腸に負担をかける食事を制限したり、新しいものを与える際には時間をかけて少しずつ切り替えていくことが重要です。また、年末年始で来客が多かったり、旅行に連れていくなど普段とは違う生活をおくることでストレスがかかり、胃腸炎になる子もいます。ストレスを避けることも予防の一つです。
何回も嘔吐したり、下痢が止まらないようだと脱水してしまうため早めに動物病院を受診しましょう。

〇呼吸器疾患
冬の寒い時期は、空気が乾燥しているため、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。また喉の粘膜が荒れて咳やくしゃみを引き起こす可能性もあります。
予防としては、加湿器を使って湿度を適切に保つことが重要です。40~60%を目安に設定しましょう。また、十分な換気も必要です。

いかがでしたでしょうか。
まだまだ寒い日は続きます!大切なペットが辛い思いをしないように注意深く観察し、冬を乗り越えましょう!! S

やさしく、あたたかい、確かなペット医療を!!

東京ウエスト動物病院 TEL:042-349-7661  FAX:042-349-7662
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