その症状、実は猫ひっかき病かも?|東京ウエスト動物病院|東京都小平市学園東町の動物病院

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その症状、実は猫ひっかき病かも?

  • 2026年1月25日

年を迎えてしばらく経ち、日常のリズムが戻る一方で体調を崩しやすい時期になりました。
原因のはっきりしない発熱、倦怠感を年末年始の疲れのせいかな?と見逃してしまう方も少なくないのではないでしょうか。
今回は風邪と勘違いしてしまうことも多い猫ひっかき病についてお話します。

猫ひっかき病とは?
猫ひっかき病、別名バルトネラ症はその名の通りバルトネラ菌をもつ動物に引っかかれることで人に感染する人獣共通感染症です。
猫(特に子猫)が保菌しており、感染原因はバルトネラ菌をもつ猫との喧嘩やバルトネラ菌をもつノミによる咬傷など様々です。
感染した動物自身は無症状~軽傷であることがほとんどですが、人は感染することで重症になり得る可能性があります。
症例は多くありませんが犬からの感染例もあります。
また、引っかくだけでなく人の傷口を舐めることで人に感染した症例もあるので温厚な動物でも注意が必要です。

猫ひっかき病の症状
1.感染直後
動物に噛まれる、引っかかれることで傷ができる

2.3~10日後
傷口や付近に痒みのない虫刺されのような赤い腫れ(紅斑性丘疹)がかさぶた(痂皮)を伴って現れる

3.およそ2週間後
からだの免疫細胞があつまっているリンパ節が腫れ、触ると痛む
(顔の傷は首のリンパ節、腕の傷は脇のリンパ節に腫れが生じやすくなります)
また、発熱、倦怠感、食欲不振を伴う場合もある
※風邪と似た症状なので、病院で医師に動物と接触していると伝えないと誤診に繋がる恐れもあり!

基本的に猫ひっかき病は皮膚症状→リンパ節腫脹→全身症状の順で現れ1~3ヶ月で自然治癒します。
稀ではありますが、脳症を併発しけいれんや発作がみられることもあります。
重症化を避けるためにも違和感を感じたら自然治癒を待たずに病院に相談しましょう。
皮膚症状のみの場合は皮膚科、その他症状も感じる場合は内科への受診がおすすめです。

猫ひっかき病の対策
・興奮している猫への接触は注意する
・動物に触れた後は手洗いを習慣化する
・噛まれた、引っ掻かれたら流水と石けんですぐに洗う
・消毒して清潔な状態を保つ

普段は動物と接する機会が少ない方でも、年末年始の帰省などで動物に触れていることがあります。
体調不良で医療機関を受診する際は、最近動物に触れたかどうかぜひ振り返ってみてください! IH

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