スタッフこらむ
STAFF COLUMN
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猫ちゃんは言葉を話しませんが、体の動き・声・匂いなど、さまざまな手段で私たちとコミュニケーションをとっています。飼い主様が「こういう仕草をするんだな」と知っておくことで、猫ちゃんの気持ちや健康のサインを早く察知できるようになります。今回は、猫ちゃんのコミュニケーション手段を紹介し、日常の中で気づけるポイントをお伝えします。

①猫ちゃんのコミュニケーションのサインと意味
【視覚的サイン】
お耳・しっぽ・目・身体の姿勢で「リラックスしている/警戒している」などの意思表示を行っています。 たとえば、ゆっくりまばたき(スローブリンク)は「安心しています」のサインとされています。一方、体が固くなって耳を後ろに倒している・しっぽをパタパタさせている時は「ストレス/警戒中」の可能性があります。
【触覚(タクタイル)サイン】
頭をこすりつけてくる、背中を撫でさせてくるといった行動は「信頼・リラックス」のサインです。逆に、触れたとたんに逃げる・爪を出すといった行動は「嫌だ/痛い/不快」を表していることがあります。
【聴覚サイン】
鳴き声(「ニャー」)だけでなく、ゴロゴロ(咽喉を鳴らす)・シャー・唸り声も大切な情報です。ごはんをねだる時と、警戒・威嚇・痛みがある時では声のトーンや頻度が異なります。
「鳴き方がいつもと違う」「急に鳴きだした」時は注意が必要です。
【嗅覚・化学的サイン】
尿スプレー、フェロモン、匂いを嗅ぎあう行為は社会的・テリトリー的なコミュニケーションと言われています。
家の中で急に匂いマーキングが増えた、また匂いに敏感になったと感じる時は、ストレスや尿トラブルが隠れている可能性があります。
②飼い主様が知っておきたいポイント
● コミュニケーションが減った時は要注意
普段は撫でさせてくれるのに急に触らせてくれなくなった、隠れるようになった、しっぽを振る動きが増えた…など、いつもと違う行動が見られた時は異変のサインの可能性があります。
● 安心関係づくりのために
・猫ちゃんの視界に急に入らず、ゆっくり近づく
・遊ぶ時間や環境変化(オモチャ・隠れ場・高い場所)を定期的に提供する
・「仕草の変化」も健康チェックの一つとして観察する
● 動物病院との連携
小さな変化の共有が、病気の早期発見につながります。 「突然撫でられるのを嫌がった」「ゴロゴロを急にやめた」「匂いを嗅ぐ回数が増えた」など、気づいた点があれば受診時にぜひお伝えください。

③動物病院からのメッセージ
当院では、猫ちゃんの「見えないSOS」を早期にキャッチできるよう、飼い主様とのコミュニケーションを大切にしています。 仕草・鳴き声・匂いの変化など、小さな違和感でも気になることがあれば、いつでもお気軽にお声がけください。猫ちゃんの健康を守るために、定期的な健康診断もおすすめしています。
さいごに
猫ちゃんは言葉を持たない代わりに、仕草・声・匂い・身体の動きでたくさんの気持ちを伝えてくれています。日常の中でそのサインに気づいてあげられることは、猫ちゃんの「安心」と「健康」を支える大切な力になります。
飼い主様と猫ちゃんが、これからも毎日を穏やかに、安心して過ごせますように。当院もそのサポートを続けてまいります。ミヤ

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