トーキョーウエストブログ
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ペットが人の健康を増進するというのは、科学的研究の根拠もあり、すでに市民権を得た内容となっています。また、ペットの健康にも反映され共に過ごす時間を共有することでペットの方にも良い効果が持たらされ、心安らぐ より安心できる環境にペットの方も置かれます。
The pet effect いわゆる『ペット効果』とは
1日の仕事が終わり、家に帰るとペットが出迎えてくれて、心が安らぐという経験をした人は多いと思います。この心がやすらぐといったことは『ペット効果』の1つと言えるものだと思います。ペットが人の精神衛生に与える良い影響の1つで、このようなペット効果は広く知られているところです。
アメリカのモーニング・コンサルトが2024年に実施した世論調査(アメリカ精神医学会とアメリカ獣医師会)では、回答者の大多数がペットは人の心の健康に良い影響を与えていると感じていると評価されています。
ペットや動物が好きな人にとっては、ペットは思いやり、楽しみ、愛情、仲間意識、慰め、友情、優しい心などの源となります。人の精神を患うアルコール依存、薬物依存、テクノロジーへの依存などに苦しむ人に、ペットを飼ってみてはと勧め、治療の一翼を担うことも試みられています。さらに、うつ病やその他の精神疾患からの回復にペットや動物が果たす役割は今後もますます増えていくと予想されます。
ペットや動物が人間の健康に良い影響を与える可能性があることは周知の事実となっています。
さらに、具体的な事例としては、アメリカ心臓協会は2013年に、ペットが人のストレスを軽減し、気分を高揚させ、血圧とコレステロール値を下げ、人々の活動性を高める効果があると発表しています。全米精神疾患連合の文献調査においては、ペットを飼うことで孤立感や孤独感が軽減されることも示されています。
上記の事は、介護の実践の場においても肯定的に捉えられており、介助犬やセラピー犬の活動の中では直感的に感じることができるとされています。犬や猫などのペットを飼っている人の多くは、ペットのおかげで生活が豊かになったと感じ、ふだんは目に見えないものまでも提供してくれていると言われます。このようなペットや介助犬、セラピー犬を通して驚くべき恩恵を受けていることは素晴らしいことです。ペットや動物たちも人とのつながりの中から沢山の恩恵を受けています。動物福祉の向上には彼らの感情を測る試みもなされ役立てられています。
人とペットや動物の絆の関係を明らかにする中で、彼らの幸福に直接影響を与えるということもわかっています。それは、家庭環境、保護施設、動物病院のいずれの環境においても当てはまるものです。
ペットの保護施設においても、ペットも人と一緒の時間を過ごすことで安心でき、一方、ペットを飼えない人でも、このような施設で動物と触れ合うことで感情的な恩恵を受けることができます。また、その過程で動物側も安心などの恩恵を享受できるという好循環が生まれてきます。
つまり、人の存在が動物たちのストレスを軽減するというメリットがあります。散歩に連れ出す、犬舎の中や外でただ座っておやつをあげるだけでも、ただそこにいるだけでも、メリットは生まれてくると言われています。 Hkn
やさしく、あたたかい、確かなペット医療を!!
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