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豊富な症例実績と経験に基づく
手術をご提案しております
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このような様子があれば、白内障があるかもしれません。
先ずは、当院での眼科検査をおすすめいたします。
【4つの要因】
①遺伝、体質、品種などの特性によるもの(生後数ヶ月~2歳あるいは3歳位までに発症することが特徴)
②糖尿病(犬の場合)によるもの
③目をぶつけたり、感染症や炎症などによるブドウ膜炎によるもの
④加齢による進行
白内障は若い動物でも急速に進行することがあり、痛みや目の白濁に気づいて受診されるケースが多く、早期手術が必要になることもあります。進行した白内障を放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があり、「年齢のせい」と軽視せず、早期発見と治療が重要です。当院では進行リスクの低減に努めています。
手術を決断するに当たり、「自分たちは何をすれば?」「手術って怖い」等の不安に向き合い、検査結果、麻酔のリスク、術式の選択、術後のケア、リスク、通院を含めて一連の流れとして丁寧にご説明いたします。
眼科手術経験豊富な院長を中心に、高い専門意識を持つ獣医師が連携して診療・手術を行っています。院長は白内障手術2,000件以上の実績があり、難症例にも安全に対応しています。
専門機器を活用し、白内障の進行度、合併症の有無を正確に把握することで、的確な治療判断は可能となります。視力改善を目的とした手術の適期を正確に判断します。
安全な手術を目指すため、次のような眼科検査(神経学的眼科検査一般眼科検査、超音波エコー検査、眼底検査・眼底反射、比色試験、網膜電図(ERG)検査など)と全身検査(麻酔や手術適応可否など)を行います。
徹底した術前検査と数多くの白内障治療を積み重ねて来た経験を活かし、飼主様のご要望を踏まえ、白内障の進行度や全身状態を総合的に評価し、最適な術式をご提案します。
前嚢を一部切り取り、
超音波で核・皮質を乳化吸収
前嚢を切開し、核・皮質を摘出
水晶体全体を摘出
単焦点レンズ、多焦点レンズをサイズ別で準備しています。(レンズを入れられない場合もあります)
Treatment duration and basic flow
診察を行い、点眼を中心としたケアをおすすめするか、白内障手術をご検討いただくか、提案させていただきます。
白内障は単に白内障が進むというだけでなく、白内障由来のブドウ膜炎が引き起こされます。
白内障手術に臨むには、手術適期にあることをしっかりと判断する必要があります。
お電話にて初診日のご予約をお願いいたします。ご予約後、WEB問診の回答をお願いいたします(指定ページへリンク)
かかりつけ医からのご紹介の場合は、下記のフォーマットとをご利用いただいても結構です。
当院への紹介状はこちら
まず、眼科での診察を受診していただき、白内障の有無、レベル、合併症、併発症などの有無をしっかり判断します。白内障の手術適応であれば術前検査日および手術日を決定していきます。
目の状況をつかむための神経眼科学的検査、一般眼科検査を実施します。さらに、比色試験、超音波エコー検査、網膜電図(ERG)検査を行います。
その結果をもとに、飼主様のご希望などを含めてしっかりとお話をして、ベストな白内障手術をご提案いたします。術式とIOL(眼内レンズ)挿入の有無を決定します。
診察後、必要な点眼薬を処方します。また、手術4日前から、必要な飲み薬を開始します。
手術の前日に入院となります。
『ご来院当日の持ち物など』は、こちらからご確認ください。
決められた流れで手術を実施します。全身麻酔ののち、顕微鏡手術下での白内障手術を行います。
終了後、エリザベスカラーを付けて、酸素ルームに一時間ほど入ります。麻酔の覚醒、安静を確認していきます。手術当日は鎮痛処置を中心に痛みストレスの軽減を計ります。安定が確認できれば一般の入院室に移ります。
手術翌日からの診察で、目の状態、全身状態の確認を進めていきます。
術後点眼、飲み薬、注射薬、点滴など必要な処置を行います。エリザベスカラーは基本的に付けています。
およそ4~8日ほどで退院となります。術後の状況次第では延びることもあります。
術前から術後まで一貫したチームサポート体制を組んでいます。スタッフ全員で検査、手術、入院、退院後のケアまで丁寧にサポートし、飼主様とペットが安心して治療を受けられる環境を整えています。スタッフ全員でペットに寄り添った目線で優しく、丁寧な対応を心掛けています。
項目 | 料金(税込) |
---|---|
前検査の費用 視力の改善が得られるか否かのための眼科検査、全身麻酔・手術が可能か否かのための全身検査を行います。 | 95,000円~ |
白内障手術当日の費用体重、白内障の状態、ブドウ膜炎の状態、目における他疾患の有無、人工レンズ挿入の有無、術式の種類やその組み合わせなどによって変動します。両眼の手術をご希望の場合はご相談ください。 | 550,000円~(片眼) |
術後の入院費用目の検査、全身状態の検査(血液検査を含む)、点眼、注射薬、点滴、飲み薬、エリザベスカラー装着などの費用が含まれます。 | 1日あたり30,000円~ |
トータルの費用(片眼) | 料金(税込) |
---|---|
入院(5日間)+手術 | 550,000円~750,000円ほど |
入院(8日間)+手術 | 640,000円~840,000円ほど |
白内障手術は本当に必要ですか?
A.白内障が進行すると視力が低下し、日常生活に支障をきたすことがあります。目が見えづらくなることで不安になったり、物にぶつかったり、活動性が低下したりする子もいます。手術により視力が回復すれば、生活の質(QOL)が大きく改善する可能性があります。ただし、全ての症例が手術の適応になるわけではなく、眼の状態や全身状態を詳しく検査してから判断することになります。
手術は痛くないですか?
A.手術中は全身麻酔をかけるため、痛みを感じることはありません。術後は炎症を抑えるために点眼薬や内服薬を使い、痛みや不快感を最小限に抑えます。多くの子が術後も穏やかに過ごしています。
手術の成功率はどれくらいですか?
A.白内障手術の成功率は一般的には80〜90%程度とされています。当院では95%以上の成功率を目指して日々対応しています。手術前の目の状態、白内障のレベル、ブドウ膜炎の関与、網膜の異常、それらの経過期間、年齢、他の合併症(糖尿病など)によって結果が左右されることはあります。事前検査でリスクや予後について詳しくご説明します。
術後は見えるようになりますか?
A.手術によって水晶体内の白内障を取り除いたり、あるいは眼内レンズを挿入することで、視力の回復は期待できます。ただし、網膜や視神経に問題がある場合は、術後も十分な視力が得られないことはあります。術後の眼内炎症がだんだんと治まってくると視力が確認できる場合もあります。
高齢ですが、手術はできますか?
A.年齢だけで手術の可否を決めることはありません。大切なのは、目自体が手術に適応しているか、体が全身麻酔に耐えられるかどうかという点です。心臓、肺、腎臓、肝臓、糖尿病などの検査も行い、安全に麻酔・手術ができるかを総合的に判断していきます。
ウサギの白内障手術も可能ですか?
A.はい、ウサギも白内障手術の対象になります。ウサギ特有の目の構造もあり、より慎重な準備と術後管理が必要です。ウサギ特有のリスクについても事前にご説明いたします。
手術後の通院はどのくらいの期間必要ですか?
A.術後数日から1週間程度で退院となります。その後も炎症や合併症を防ぐために一定程度での通院は必要です(週1や週2など)。その後は経過に応じて通院間隔は延びていきます。1ヶ月後、次はその2ヶ月後、その3ヶ月後などといった具合です。最終的には年に2回程度となっていきます。目薬の継続は重要なので、飼い主様のご協力が必要になります。
手術費用はどのくらいかかりますか?
A.ペットの体格(体重)、術前検査、術式、術後管理の内容により費用は異なります。犬・猫・兎でおおよそ55万円〜84万円程度(片目)は1つの目安となります。詳しいお見積もりは検査後にご提示いたします。
手術後のリスクにはどのようなものがありますか?
A.報告されている情報としては、術後高眼圧症 (22.9%)、角膜脂質混濁 (19.0%)、ブドウ膜炎 (16.2%)、眼内出血 (12.3%)、網膜剥離 (8.4%)、緑内障 (6.7%)が報告されています。
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