ひとことケア(2) 唾液には鎮痛作用もある
動物は傷を舐めて治すとよく言いますが、それなりの根拠があるのでしょう。それが消毒作用だけでなく、鎮痛作用もあるということが最近わかってきました。
ヒトの唾液中に分泌される5個のアミノ酸からなる鎮痛作用をもつペプチドが見つかったのです。名付けてOpiorphin(オピオルフィン)。
内因性オピアト(アヘン薬)が分解するのを妨げて、鎮痛作用を増強すると考えられています。
新たな治療薬のターゲットとしても期待されています。
傷を舐めるというのは、いいことのようです。でも、ほどほどに・・・。
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